【完全版】コスト削減とは?
今さら聞けない意味や考え方、削減方法を紹介

2019年6月24日

なぜコスト削減が必要なのか?

日頃から当たり前のように使われている「コスト削減」という言葉。しかし、その意味をきちんと把握できている方は少ないかもしれません。もともとコストとは英語で「原価」という意味を持ちますが、これには「利益を得るために必要な企業活動全ての費用」という意味が含まれています。つまりコスト削減とは、「利益を得るために必要な企業活動費用」を削減し、利益を増やすことを目的に行われるものです。例えば、利益率20%だった企業が10%コスト削減を実現することは、利益率を40%に増加させるのと同等な効果があると考えられています。

事業の運営上コスト削減できた経費は純利益となることから、多くの企業が取り組んでいます。

【無料】3分でわかる!帳票電子発行システム「楽楽明細」資料ダウンロードはこちら>>>

コスト削減を実際に成し遂げた事例10選

コスト削減の方法には様々な種類がありますが、実際に成功したコスト削減方法から試すのが、成功確率の高い方法です。
実際にコスト削減を成功させた事例から、具体的にどのようなコスト削減が考えられるのかを見ていきましょう。

コスト削減の成功例1.外部委託(アウトソーシング)によるコスト削減

総合病院であるA病院では、入院患者に提供する食事をより良いものにし、人件費や食材費を考慮するため院内調理から給食業者への外部委託を決定。その結果、年間1.4億円ものコストを削減することに成功しました。

コスト削減の成功例2.FAX送信の自動化による人件費削減

FAXを大量に送信する業務に、1人あたり月174時間もの時間を費やしていたB社。繰り返しの単純作業に音を上げるスタッフの声が多く、「ルーティンワーク」ではなく「付加価値」のある仕事をさせたいと考え、FAXを自動送信するシステムを導入。するとFAX送付の時間が0分となり、労働時間の大幅な削減に成功しました。

コスト削減の成功例3.クラウド会計システムの導入によるコスト削減

インストール型の会計システムを使用していた企業C社は、業務の効率化とコスト削減するためにクラウド会計システムを導入。同システムでは銀行口座やクレジットカードの取引データを自動で取り込むことができ、インターネットを使用できる環境があれば出先でも利用が可能となりったため、経理業務や経理コストを大幅に削減することに成功しました。

コスト削減の成功例4.エネルギーコストの削減

電気代、水道代、ガス代といったエネルギーコストも削減対象となります。ある旅館Dでは、接客の質や品格を落とさずコスト削減できるものはないかと模索していました。そんな中、電力自由化のニュースを知り、興味本位で適切な電気会社を紹介してくれるサイトでマッチングを実施。そのまま電気会社を乗り換え、電気代を年間12.6%削減することに成功しました。

コスト削減の成功例5.ペーパーレスでコスト削減

スキャナ生産を行う企業Eでは実際に販売しているスキャナを活用し、徹底したペーパーレス化を実現。印刷代や用紙代のコストは思いのほか費用を要しており、ペーパーレスを実現させた結果、92%もの大幅なコスト削減に成功。インターネットやパソコン、タブレット端末の普及により、ペーパーレス化の導入を検討する企業も増えつつあります。

コスト削減の成功例6.広告費の削減

広告費に莫大な費用を費やしていた企業Fでは、自社内で広告の企画や立案を実施。代理店を通さずに制作会社へ直接依頼をすることで、広告費のコスト削減に成功しました。

コスト削減の成功例7.AIシステム導入でコスト削減

ある通信会社GではAIシステムやチャットボットを導入。これを社員等の採用活動に活用したところ、一次対応に要していた年間800時間もの業務時間を省き、人的コストを大きく削減できました。

コスト削減の成功例8.法人向け割引の適用でコスト削減

営業部署で高速料金や携帯電話の通話料がコスト課題となっていた企業Hでは、契約先を法人割引のある企業に切り替えることで、大幅なコスト削減となりました。

コスト削減の成功例9.テナント料の削減

事務所や店舗のテナント料は固定費であるため、テナント料のコストが負担となる場合もあります。ある企業Iは、オーナーとの家賃交渉を行い、固定費であるテナント料金の値下げを実現させ、コスト削減に成功しました。

コスト削減の成功例10.サーバーの仮想化でコスト削減

自社にサーバーの設置場所を確保できなかった企業Jでは、社外のデーターセンターに管理してもらっていました。しかしラックスペース費が負担となっていたために、サーバーの仮想化を計ることでサーバーを自社に設置。外部委託に伴うコストを削減できました。

【無料】3分でわかる!帳票電子発行システム「楽楽明細」資料ダウンロードはこちら>>>

コスト削減目標の立て方6ステップ

コスト削減成功プロセスの第一段階は、明確な目標を立てることです。明確な目標を立てた上で、当該目標を最短で達成できる方法を選ぶことが成功への最短ルートです。ここからは、明確な目標の立て方を6つのステップに分けてご紹介します。

コスト削減目標の立て方 ステップ1.現状のコスト把握

まずは現状のコストを把握しましょう。コストは、冒頭でも取り上げたように「利益を得るために必要な企業活動全ての費用」です。そのため、コスト削減に取り組む場合には、必ず全てのコストを把握してください。

コスト削減目標の立て方 ステップ2.コスト削減の可能性の洗い出し

ステップ1で把握した現状コストの中で、削減の可能性があるコストを洗い出しましょう。
無駄なコストを削減するだけでなく、別の方法に置き換えることで削減できるコストなど、まずは徹底的に改善可能性を探りましょう。

コスト削減目標の立て方 ステップ3.分析・コスト削減目標の設定

ステップ2で洗い出したコストを、無駄なコストがどのくらいあるのか、削減する方法があるのかといった観点から分析をします。分析した結果、削減可能だと判断したコストをもとにコスト削減の目標を設定します。ここでのポイントは、継続できる無理のない目標を立てることです。無理な目標を立てた結果、社員のモチベーションを下げてしまうことにならないように注意が必要です。

コスト削減目標の立て方 ステップ4.具体的削減方法の設定

目標設定が完了したら、次は目標を達成するための具体的な削減方法を検討します。削減方法検討のポイントは、削減した場合に事故や負担が発生する可能性が無いかを推測・確認した上で選択することです。例えば、以下のような事象はよくある誤ったコスト削減方法なので、気を付けなければなりません。

例:人件費削減を目的とするあまり、社内の誰よりも営業力がある人材との契約を解消してしまい、大きく売上が減少。

コスト削減目標の立て方 ステップ5.社内にコスト削減を周知徹底する。

ステップ④で選択した削減方法を社内に周知します。コストの削減は、経理担当者一人の力では実現が難しく、様々な部門や社員との協力が不可欠です。ただ「コストを削減してください」と周知を行っても、あまり効果はないでしょう。「冷房設定温度は28度に厳守」「オフィスの照明を50%削減」など、具体的なルールを設けた上で、社内ルールとして設定する必要があります。
また、現状のコストがどのくらいで、削減する目標がどのくらいなのかを、数値化し見える化しましょう。見える化し、どの程度の効果が期待できるか明確にすれば、社員のコスト削減への意識はさらに高まります。

コスト削減の目標の立て方 ステップ6.実行プランのチェックと改善(PDCA)

コスト削減を実行した際には、PDCAを行いましょう。PDCAとは「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」の頭文字をとったもので、計画の効率化を測るための方法の1つです。ただプランを計画・実行しただけでは、改善点を見つけることはできません。また、ミスをした場合に、原因を有耶無耶にしたままでは再び同様のミスをしてしまいます。そのため、成功でも失敗でも必ず評価を行い、改善に繋げます。そして、チェックの結果改善点があれば実行プランを見直します。

【無料】3分でわかる!帳票電子発行システム「楽楽明細」資料ダウンロードはこちら>>>

コストの種類

事業によって発生するコストは様々ですが、コスト削減の対象になりうる主なコストは3つに分類されると考えられています。

エネルギーコスト

電気代、ガス代、水道代 など

オフィスコスト

インターネット通信費、電話代、コピー代、郵送代、宅配便代、メンテナンス代、警備代、リース代、事務用品代、OA機器代、設備代、ITコスト、システム維持管理コスト、端末管理コスト、運用コスト、出張費、交通費 など

オペレーションコスト

人件費(パート含む)、物流費、商品ロス など

(著書『コピー用紙の裏は使うな!―コスト削減の真実 』[著者/ 村井 哲之]より抜粋)

コスト削減の方法10選

ここまでコスト削減の事例、コスト削減目標の設定、そしてコストの種類についてご説明してきました。ここからは、すぐにでも実施可能な具体的コスト削減方法をご紹介します。

コスト削減方法1.電話代やインターネット代などの見直し

現代のビジネスで欠かせない電話やインターネットの料金も、削減対象です。目に見えないコストのため、見落としがちですが、大きなコスト削減に繋がる項目の1つです。

コスト削減方法2.電力会社の見直し

電力自由化となり、電力会社を選択できるようになりました。自社に合った電気会社やプランを選択することで、電気代コスト削減へと繋がります。

コスト削減方法3.照明をLEDライトに変える

電気代の内訳で、空調(エアコン・暖房)の次に占めるのが照明代です。従来の照明を使用している場合には、LEDライトに変えましょう。導入コストはかかりますが、最大90%ほどの電気代削減が期待できます。

コスト削減方法4.温度管理の見直し

エアコン代は電気代の半分以上を占め、温度調節を行うだけでコスト削減へ繋がります。夏の冷房は1℃温度を高くすると13%もの消費電力の削減。冬に温度設定は1℃下げるだけで10%もの消費電力の削減することが可能です。

コスト削減方法5.リース・レンタルの見直し

OA機器であるコピー機などのリース・レンタル代は月額で定められ、印刷代金はカウンター料金としてカウントされた月間印刷枚数によって異なります。契約から年月が経っている場合には、稼働量も変動するため契約の見直しがおすすめです。また、10年以上の古いコピー機から新しいコピー機に替えるだけで80%もの消費電力を削減できると言われています。

コスト削減方法6.ペーパーレス化

書類等を印刷するだけでもコストがかかります。近年ではインターネットやパソコン、タブレット端末が普及し、書類を電子化する企業も増えました。取引で欠かせない請求書や支払明細書といった帳票を電子化し、相手先に電子データで送付。これだけでも印刷代や郵送代、郵送準備の手間のコスト削減することが可能です。

コスト削減方法7.テナント料の見直し

テナント料は固定費であるため、コスト削減が実現できた場合には大きな効果に繋がります。しかしテナント料のコスト削減を実現するには賃料の安いテナントへ移転、もしくは現在のオーナーに賃料の交渉が必要です。

コスト削減方法8.定期利用サービスの見直し

清掃業者や観葉植物レンタル、玄関マットの交換など、様々な定期利用サービスを見直しましょう。

コスト削減方法9.広告費の見直し

ホームページ掲載料や媒体への広告掲載料などを見直しましょう。企業によって料金設定は様々であるため、更新時期に合わせた見直しをおすすめします。

コスト削減方法10.外部委託(アウトソーシング)の検討

外部委託が可能な業務を検討してみましょう。適切な外部委託によって人件費コスト削減が実現し、業務効率の向上へと繋がります。

【無料】3分でわかる!帳票電子発行システム「楽楽明細」資料ダウンロードはこちら>>>

コスト削減コンサルタントとは

コスト削減コンサルタントとは、コスト削減に精通しているプロのこと。コンサルタントが解決策などを提案する業務を「コンサルティング」と呼びます。プロの視点からコスト削減の提案や指導を受けることで、大幅なコスト削減が期待できるでしょう。コンサルティング費用が必要ですが、通常勤務に忙しい経営側に代わり、各分野に精通したプロが舵をとってコスト削減に取り組むことができます。

【無料】3分でわかる!帳票電子発行システム「楽楽明細」資料ダウンロードはこちら>>>

帳票発行システム「楽楽明細」で経理業務と帳票発送コストの削減

請求書や支払明細書などの帳票発行に、WEB帳票発行システム「楽楽明細」を利用することで、ペーパーレス化を実現することが可能です。印刷や郵送する必要が無くなるために、経理業務や帳票印刷・発送のコスト削減となります。コスト削減をお考えの場合には、「楽楽明細」のご利用もご検討ください。

【無料】3分でわかる!帳票電子発行システム「楽楽明細」資料ダウンロードはこちら>>>

  • 資料請求

    3分でわかる!
    楽楽明細の製品詳細資料をプレゼント。

  • お問い合わせ・無料トライアル

    機能やコストシミュレーション、導入事例など、お気軽にお問い合わせください。
    実際に操作して体験できる無料トライアルのお申し込みもこちらから。

  • お役立ち資料ダウンロード

    コスト削減や、業務改善の実践的なガイドブックを無料でダウンロードできます。