2019年10月3日
但し書きは、その費用が本当に必要経費になるかどうかを証明する、領収書の中の重要な項目です。しかし、いざ領収書を作成する際に、どのように記載するべきか悩む人もいるはずです。ここで、但し書きの書き方や押さえておきたいポイントについてご紹介しましょう。
但し書きを「お品代」や「お品物代」などと記載されることがありますが、これだけではどの商品を購入したかが不明瞭です。領収書は取引を行った証明である証憑書類(しょうひょうしょるい)にあたるため、第三者が見ても取引内容が理解できるように、何に対する支払なのかを明確に記載しなければなりません。「お品代」や「お品物代」の記載は避け、商品名を記載するようにしましょう。
誤:但し、お品代として
正:但し、○○○(商品名)代として
また、複数の商品を購入した場合には全てを記載するのではなく、高額な商品や代表的な商品名を2つ程記載します。その他の商品は、 示されたもの以外のものである意味で使用される「他」の文字を記載しましょう。
誤:但し、○○(商品名)、○○、(商品名)、○○(商品名)、○○(商品名)代金として
正:○○○(商品名)、○○○(商品名)、他の代金として
商品を販売した場合には、商品名を但し書きに記載するべきとご紹介しました。しかし飲食店で食事をした場合には、「お食事代」や「ご飲食代」と記載されていることが大半です。領収対象となる費用が「福利厚生」であるのか「交際費(接待費)」なのか、あるいは「必要経費」であるのか、領収書を見て判断できるかが重要と考えられているので、飲食店の場合は「お食事代」や「ご飲食代」、お土産の場合には「お品代」で十分意味が通じます。
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